根雪の幻影 白花荘の人々
20××年3月7日
俺こと【萩原重明】は一つ年上の彼女【上乃院華穂】と恋人になった記念旅行の為、
ある山奥にあるペンション【白花荘】へ向け車で移動していた。
出会いは一期一会がモットー……
地元では軽いノリのナンパ野郎で通っていた俺だったが、華穂と出会った事で初めて運命というものを感じ……
口説くのに1年も時間をかけてしまった。
もちろんその期間が無駄だったとは思わない。
それに時間をかけた分、今まで付き合ったどの子より好きだという気持ちが大きい上に
……俺はこの先華穂よりいい女とは出会えない確信がある。
……つまり俺のナンパ趣味も、華穂を最後に店仕舞いといった所なのだ……
「いらっしゃいませ……ようこそ、ペンション白花荘へ」
華穂と共に白花荘へ足を踏み入れると、美しい妙齢の女性【藤村藤子】が俺達を出迎えてくれた。
……歳は35歳ぐらいだろうか?
二人の話によれば、この白花荘は華穂が卒業したミッション系女学院の元学生寮で、
藤子は当時の寮母だったらしい。
その学校も廃校となってしまい、寮母だった藤子は、ここをペンションへと改修したのだという。
アットホームな感じで雑談をした後、俺達はオーナーの娘でメイド服を着た美少女【桔梗】に連れられ自分達の部屋へと案内される。
客室はしっかりとした作りで、それなりに高級感がある……宿を経営する美人親子といい中々クオリティが高い。
山の質素な宿で、ただ華穂と共に二人だけでマッタリ過ごすつもりだったのだが……思いのほか充実した旅行になりそうな予感がする。
……この時の俺は、能天気にもそんな事を思っていた。
……自分達が既に日常とは程遠い世界に巻き込まれている事実を……想像だにせず……
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